東京マラソン参加費返金なしはなぜ?詐欺でひどいとtwitterも救済処置も検討

3月1日に開催が予定されている東京マラソン2020ですが、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念から一般参加の中止判断が下されました。

そこで見事、東京マラソンの参加抽選に当選し参加費を支払ったランナーにはもちろん返金処理がされるのかと思いきや参加費の返金はしないとのこと。

今回の東京マラソン2020では、参加料を返金しないという判断ですが中国在住のランナーのみ来年の参加料を免除するという中国人と日本人を含む外国の人との対応の差に「不公平」「平等ではない」といった批判が殺到しています。

小池東京都都知事は、何か出来ないか?処置を検討するというような匂わせをしているものの正式に決まっているものではありません。

今回、待遇の差が発生している東京マラソン2020の参加費の返金なしについて、理由やネットでの声、今後の救済処置について調査しました。

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東京マラソン2020の一般参加が中止

2020年3月1日に開催予定の東京マラソン2020の一般参加が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて中止の判断が下されました。

現時点、感染経路が不明の感染者が増えていて、感染経路が特定できていない中で約3万8000人のランナーが集まるのは危険と判断したためです。

国内最大のマラソンイベントであり、運営側やボランティアも含めれば当日集まる人数はもっと膨れ上がります。

当日はエリートランナーのみで行われ、男性は2時間21分以内、女性は2時間52分以内の記録したランナーのみの200人で出走するとのことです。

新型肺炎の拡大を懸念し、妥当な判断であると言えますが、参加費は返金せずで、中国在住の人と対応が分かれているため、批判が殺到しています。

東京マラソン2020の参加費は返金なしだが中国人は来年免除

東京マラソン2020の一般参加が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて中止の判断がされましたが、参加費は返金しないとのこと。

参加料は、国内ランナーは1万6200円、海外ランナーは1万8200円となってすでに支払いを完了しています。

参加費を返金しないのもランナーにとっては残念なことなのですが、中国在住のランナーとそのほかのランナーで措置が分かれていることでインンターネット上で批判が殺到しています。

その措置の違いというのは、

  • 日本人ランナー:参加費返金なし、翌年の参加資格は与えるが別途参加費が必要
  • 中国在住ランナー:参加費返金なし、来年の参加費無料

中国人のランナーは、来年の参加費が免除され日本人は免除されません。

同じランナーであるのに日本人と中国人で措置が違うのは、批判が殺到するのも当たり前ですよね。

東京マラソンの参加費返金なしはなぜ?理由は?

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて一般ランナーの参加費の返金なしが決まりましたが、なぜ参加料は返金されないのでしょうか?

また、日本人と中国人との来年の参加料の免除するしないで措置が分かれていますが、その理由はいったい何故なのでしょうか。

積雪、大雨による増水、強風による建物等の損壊の発生、落雷や竜巻、コース周辺の建物から火災発生等によりコースが通行不能になった結果の中止の場合、関係当局より中止要請を受けた場合、日本国内における地震による中止の場合、Jアラート発令による中止の場合(戦争・テロを除く)は、参加料のみ返金いたします。なお、それ以外の大会中止の場合、返金はいたしません

大会規約によると、自然災害やコース周辺の火災などによって走行不能、地震、Jアラート発令などなどの場合は参加料を返金するとのこと。

今回の新型コロナウイルスの件は、これに当てはまらない為返金はされません。

大会規約を見ると当たり前の話なんですね。今回はエリートランナーは走行するので大会自体の中止とはならずに大会規模の縮小といった見方をすればよいのではないでしょうか。

東京マラソンに参加するのを楽しみにしていたランナーにとっては、参加料の返金について大会規約に合意をしているもののまさか新型コロナの影響で一般参加の中止判断がされるとは夢にも思わなかったはずです。

来年の参加資格は与えられますので、来年走ることは可能ですが参加費の返金ないだけでも残念なことなのですが、中国在住の人は来年の参加料は免除されるとのことで、不公平や差別といったことが問題となっています。

措置の違いの理由は何故なのでしょうか。

運営側は明確に言っていませんが、中国在住の対象ランナーは1820人で、この措置に伴う影響額は約3300万円。日本人ランナーも免除の対象にすると、ざっと約20倍の6億6000万以上も影響額が出てしまいます。

今回大会自体は中止ではありませんので、費用はかかります。来年、一般ランナーからの参加料無くして大会を運営するのは厳しいという判断から日本人までも免除は出来ないのであると思います。

中国人については、14日に自粛してほしいとのことで、免除を決定していましたので後から決定した日本人も免除とは至らず、この決定より前に決めた中国人の参加費の免除を取り止めの判断も一旦判断してしまった為、出来なかったのではないでしょうか。

東京マラソンの参加料返金なしはひどい・詐欺と批判殺到!twitterも

大会規約で、今回のコロナウイルス件での中止で参加費は返金しないと読み取れますが、参加費を返金しないのは「ひどい」「詐欺」。中国人との措置の差も「不公平」「差別」と言った口コミがインターネット上で広がっています。

大会運営の予算が無くなるのは痛い話ですが、参加する一般人ランナーの目線に立てばあまりにもひどい話ですよね。

東京マラソンの参加費返金なしの救済措置も検討

今回の東京マラソン一般ランナーの中止、参加費返金なしの判断ですが、小池都知事も苦渋の決断であったようです。

大変楽しみにしていた方々も多いと思う。苦渋の決断だが、ご理解、ご協力をお願いしたい。

報道陣に対して、規約に基づき参加料が返金されないことに関して「都として、この取り扱いについて何ができるか確認する」と述べた。

引用:Yahoo!ニュース

感染経路が不明確で、原因特定に至っていない新型コロナウイルスで日本も拡大が広がってきていますので妥当な判断と言えますが、参加費の返金しないことに小池都知事は今後何かできるか?確認をすると言ってくれています。

現時点参加費が返金されないことになっていますが、新たに措置が出てくるかもしれませんので今後の動向に期待です。

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