【住宅ローン】ろうきんの本審査の日数は?審査期間短縮のコツを紹介!

住宅ローンを組む場合、ほとんどの方が必ず通る道である住宅ローン審査。

「いい物件が見つかった!」

そして、

「仮審査が通った!!」

すると、購入予定物件の「不動産売買契約書」を取り交わすことが可能になります。

しかし、仮審査が通って物件の売買契約書を取り交わしても、

本審査が通らなければ物件の本当の契約成立とはなりません!

しかも、

不動産売買契約書を取り交わしても、

後ほど紹介する「融資利用の特約に基づく契約解除日」というものが設けられる場合が多く、

ある期日を過ぎると不動産売買契約書の取り交わしが無効となります。

ですが、

同じ物件は、2度として契約することは出来ません。

「立地・建物・環境 など・・・」
似たような物件が出たとしても、決して同じではないのです。

なので、仮審査が通り不動産売買契約書を取り交わし、

一刻も早く住宅ローンの本審査を通過し安心したいものです。

今回は住宅ローンについて、

ろうきん」での住宅ローンの本審査の日数について、体験談を元にご紹介したいと思います!

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「ろうきん」ってどんな銀行?

「ろうきん」とは、働く仲間がお互いを助け合う為に作られた金融機関です。

基本的には労働組合や生活協同組合などが会員となり、会員が出資を行い、会員へのサービスを目的とする非営利組織です。

営利を目的としない為、非常に金利が安くローンを組む事が出来ます。

またろうきんは、全国に13のろうきんが存在し、それぞれのお住まいの地域やお勤めの地域によってご利用になれるろうきんが異なります。

「ろうきん」って誰でもお金を借りれるの?

団体会員の方
  • ろうきんに出資している労働組合の組合員
  • 国家公務員・地方公務員・勤労者のための福利共済活動を目的とする団体で一定の条件を満たすもの

「生協会員の組合員および同一生計家族の方」

「一般労働者」
団体会員の構成員の方、生協会員の組合員および同一生計家族の方のいずれにも該当しない方

上記に加えて、下記の条件に該当される方

  • 満20歳以上で最終ご返済時が満76歳未満の方
  • 安定継続した年収が150万円以上ある方
  • 同一勤務先に1年以上勤務している方(自営業者等の方は原則3年以上同一事業を行っていること)
  • 団体信用生命保険にご加入できる方
  • その他、当金庫の取扱基準ならびに当金庫の指定する保証協会の保証基準を満たす方

住宅ローンの本審査って何?

住宅ローンの審査には2種類の審査があります。

それは、「仮審査(事前審査)」「本審査」です。

今回はその仮審査(事前審査)についてのご紹介ですが、

「仮審査(事前審査)」とは・・・銀行内の内部審査であると考えて下さい。

この人に、住宅ローン希望金額を貸してもいいものなのか?

貸して返済貰えなければ、銀行の大損になってしまいます。

仮審査では、住宅ローン申請者の年収・職業・勤続年数・購入予定物件情報などの提示が求められます。

また、他の借り入れ状況やクレジットカードの返済履歴を確認され、

本当にお金を貸しても問題ないかを審査するものです。

この仮審査(事前審査)の後に、今回紹介する「本審査」というものがあります。

仮審査(事前審査)が通ると、

9割以上の確率で本審査が通ると言われていますが、

審査完了まで日数(期間)を有する場合があります。

そして、不動産売買契約書の中で

「融資利用の特約に基づく契約解除日」というものが設けられる場合が多く、

ある期日を過ぎると不動産売買契約書の取り交わしが無効となる為、

契約書を取り交わし後、一刻も早く本審査を通過させていものです。

融資利用の特約に基づく契約解除日ってなに?

購入希望物件が決まり、自分がローンを組めるかどうか?

仮審査が通った後、晴れて不動産売買契約書を取り交わすことになります。

その不動産売買契約書の中に、

「融資利用の特約に基づく契約解除日」についての説明が

仲介業者もしくは売主よりされることになります。

その「融資利用の特約に基づく契約解除日」とはどんなものでしょうか?

融資利用の特約に基づく契約解除日は消費者を守る為のもの

「融資利用の特約に基づく契約解除日」とは、

自分(不動産売買契約書を取り交わす消費者)の為にあるものだと考えておいてください。

一般的には、

不動産売買契約書を取り交わし後、

「約2週間程度で、本審査を通過しなければ契約が解除になります。」

というものです。

これは、本審査を中々通らなければ、

結局は購入者は物件の金額を払うことが出来ず物件を購入する事が出来ません。

そうした場合、売主側は物件を販売できる貴重な期間を無駄にすることになりますので、

早くローンの本審査を通して貰うに越したことはありません。

その為にも、契約解除日たるものを設定しています。

しかし、この説明では売主側の為に設定されているように見えますが実はそうではありません。

「融資利用の特約に基づく契約解除日」

この特約という言葉に注目して下さい。

先ほども説明しましたが、本審査を通らなければ、

購入者は物件の金額を払うことが出来ず物件を購入する事が出来ません。

そうなると、自ずと契約を解除せざるを得ない状況になると思います。

しかしながら、そうした場合

  • 違約金はかかるの?
  • 最初に払った手付金はどうなるの?

と思っと方も多いと思います。

本審査を通らないのは、購入希望者のせいではありません。

通過したくても通過出来ないのです!

しかし残念ながら本審査が通過しなかった場合でも、

売買契約書を取り交わした後でもお金がかからず解約できるというのがこの特約です。

手付金はもちろん返金して貰えますのでご安心下さい。

住宅ローンの本審査に必要なもの

本審査時に必要なものをご紹介します。

いざ仮審査を通過し、不動産売買契約書を取り交わしても契約が解除とならないように

一刻も早く本審査を終わらし安心したいものです。

その為に事前に必要なものを準備しておくことで、本審査にかかるロスを短縮できます。

<すべての人に必要なもの>

書類名 書類の取り寄せ先
ローン借入申込書(個人情報の収集・保有・利用・提供に関する同意書) 労金所定用紙
ご本人様を確認できるもの(運転免許証、パスポート、住民基本台帳カード 等) ご本人
収入確認資料(給与証明書、源泉徴収票、住民税決定通知書、課税証明書 等) 勤務先や区・市役所等
健康保険証(写) ご本人
団体信用生命保険申込書兼告知書 労金所定用紙

<利用用途によって異なるもの>

書類名






資金の用途




























































明細地図 不動産業者等
登記事項証明書(全部事項)
(登記簿謄本) 【土地・建物】各1通
不動産業者・法務局
建築確認通知書(平面図添付) 不動産業者等
請負契約書・見積書 不動産業者等
売買契約書(重要事項説明書添付) 不動産業者等
土地公図 不動産業者・法務局
土地の図面[求積図のある敷地配置図または測量図] 不動産業者等
分譲案内(パンフレット)・価格表 不動産業者等
土地使用承諾書 労金所定用紙
土地賃貸借契約書(写) ご本人
返済予定表(写) ご本人
返済口座通帳(写) ご本人

本審査の申し込みは、仮審査の時と違って、ろうきんの店舗でしか申し込み出来ません。

「ろうきん」の住宅ローン 本審査日数

ろうきんでの本審査の日数ですが、

一般的には、営業日で2日〜10日前後で結果が出るのが大半です。

仮審査で事前に

本当にお金を貸して大丈夫かどうか?

職業属性・勤務年数・過去の経歴(クレジットヒストリー)・年収などなど・・・

を確認を取った後に、仮審査の判定を出していますので、

仮審査を通過しているとその時との状況が変わらない限り

ほとんどの確率で本審査を通過するのが一般的で、

私の場合、仮審査では7日間も結果に時間がかかりましたが

本審査では、早く結果出て、約2日で承認を貰いました!

仮審査(事前審査)に関連する記事はこちら

【住宅ローン】ろうきんの仮審査の日数は?体験談と日数短縮のコツをお教えします!

2018年5月27日

本審査日数を短縮するコツ

一刻も早く審査結果を知りたい!申請すると結果がまだかと、ソワソワするものです。

途中で審査が止まると結果が出るまでの日数に影響が出てしまいます。

そこで、審査を早めるコツをご紹介します。

それは、必要な書類は必ず本審査を受ける前に抜け漏れなく準備することです!

また、クレジットカードの解約や自動車ローンが残っている場合など

  • クレジットカードの解約証明書
  • 自動車ローンの残高証明書

などを、前もって必ず準備して下さい。

申請しても郵送で書類が届く事がほとんどですので、

書類を手に入れるまで1、2週間かかる可能性があります。

仮審査を申請する前からでも書類を手配する準備をしておいた方が安心です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、ろうきんでの本審査(事前審査)についてご紹介しました。

審査を早めるコツは、準備するもの・情報はしっかりと申請までに準備しておく事。

時間に余裕を持って書類申請をしておく事。

これが審査日数を短縮するコツです。

ろうきんの金利は非常に安い反面、他銀行と比較すると審査は遅い傾向にありますので、

せっかくの売買契約を無駄にしないように、

是非、本記事を審査の参考にしてみて下さい。

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