今回は、痔核(いぼ痔)・裂肛(切れ痔)・痔瘻と大きく3つの種類がある「痔」について、痔の種類別に効果があるおすすめの市販薬を紹介します!
いまや現代の日本人の3人に1人はかかっているといわれている「痔」。
お尻の穴(肛門)が痛い・痒いーーー!!!
っと、病院に行って医師に診断してもらった方が良いと分かっていても、
- 先生・看護師さんに診てもらうのは恥ずかしい
- どんな診療をされるのか不安
特に初めての経験の場合、病院に対して色んな不安があるものです。
自分のデリケートゾーンを他人に診てもらうのは恥ずかしい。
市販されている薬で治すことは出来ないだろうか?
と、思っている人も多いのではないでしょうか?
テレビのCMなどで、
「痔に〜は、ボラギノール♪」と、痔に効果があると言われている市販薬の存在は知っていても、
数たくさんある痔の薬の中で、どんなものを選べば良いのか初めての経験だと分からないものです。
そこで、
- 座薬・軟膏・注入型軟膏タイプなど種類もさまざま
- プリザエース・ボラギノールなど銘柄もたくさん
そんな痔のお薬について、自分に合ったお薬に出会える為に、
「痔」に効果があるお薬の選び方のポイントと、薬局や通販で買えるおすすめの市販薬を紹介します!
痔のお薬の選び方
まずは、痔のお薬の選び方からご紹介します!
痔には、痔核(いぼ痔)・裂肛(切れ痔)・痔瘻と大きく3つの種類があります。
- 肛門にいぼができるいぼ痔(痔核)
- 肛門の皮膚が切れる切れ痔(裂肛)
- 肛門に膿が溜まる痔瘻と肛門周囲膿瘍
それぞれの痔に適したお薬を選ぶことがポイントです!
いぼ痔には、
肛門の内側にできる「内痔核」と肛門の外側にいぼが出てきている「外痔核」の2種類があります!
痔瘻と肛門周囲膿瘍については、市販薬では痛みを一時的に緩和することが出来ても
自分で治すことは出来ませんので、すぐに病院で診療してもらうことをおすすめします!
そのため、ここではいぼ痔(内痔核・外痔核)と切れ痔(裂肛)に効く市販薬の選び方を紹介していきます!
ポイント①:痔の種類や症状に合わせて選ぼう!
痔の種類やできた場所、症状によっても、作用する成分や選ぶべき薬の種類が異なります。
痔の市販薬には、
- 坐剤
- 軟膏
- 注入軟膏
- 飲み薬
の4つの種類があります。
自分の痔の種類・症状に合ったものをチェックし、適切なものを選びましょう!
肛門の内側のいぼ痔(内痔核)には『坐剤』がおすすめ!

肛門の内側にできるいぼ痔(内痔核)には、肛門に挿入する坐薬が効果的です。
坐剤は肛門に挿入すると、直腸の体温で溶けたのち有効成分が放出され、痔による出血や痛み・腫れ・かゆみなどの症状を抑えてくれます。
- 坐薬は暑い場所で保管しないようにしましょう!
- 寒い場所でも坐薬が硬くなるので注意!
保管温度が30℃を超えてくると、坐薬が柔らかくなり場合によってはドロドロになることも・・・
その為、特に夏場では暑い場所での保管はしないようにしましょう!
また、寒い・冷たい場所はどうかというと、逆に坐薬が硬くなりすぎる為、
肛門に入れにくくなりますので、手で温めて使用するなどが必要になります。
その際に、お尻の穴(肛門)に入れるものですので、手は清潔に!
室内の日が当たらない場所に保管して置くのをおすすめします!
肛門の外側のいぼ痔(外痔核)・きれ痔には『軟膏』がおすすめ!
肛門の外側やその周辺にできるいぼ痔(外痔核)・きれ痔には、
患部に直接塗布する『軟膏』がおすすめです!
肛門の外側にできたいぼ痔・きれ痔であれば、患部に直接ピンポイントで塗布することができますので、効果絶大です!
軟膏を使う際は、チューブから軟膏を適量出して患部に塗る必要があります。
- 軟膏を指に出して、直接患部へ塗る
- チューブから軟膏をガーゼの上に伸ばして塗る
指で直接患部へ塗った方が、ピンポイントで塗布出来ますのでおすすめですが、
肛門にばい菌が入ると逆効果にもなりますので、使用前には手を十分に洗って清潔にしてから塗布しましょう!
いぼ痔ときれ痔の両方には『注入軟膏』がおすすめ!

肛門の外側の皮膚が切れるきれ痔(裂肛)と肛門の内側にもいぼ痔(内痔核)の両方がある場合は、『注入軟膏』がおすすめです!
イチジク浣腸みたいな形をした「注入軟膏」は、
初めて使用する方には少し抵抗があったり、不安な気持ちがあるかもしれません。
しかし、「注入軟膏」は肛門内に直接注入するだけでなく、
指やガーゼの上に出して「軟膏」のように直接患部に塗ることも出来ます。
その為、肛門の内側・外側と痔の場所に関係なく使用出来ます!
肛門内に注入するのは少し心配という方も、使い方はとっても簡単です!
- ノズルの先についているキャップを取り外す
- 軟膏をノズルの先に少し出す(※肛門内にノズルをスムーズ入れるポイントです!)
- 肛門内にノズルの付け根まで挿入する
- 軟膏を押し出す
- 押し出したままノズルを肛門から取り出す
キャップを取ってすぐに肛門内に挿入するのではなく、
少しノズルの先端に軟膏を出してから肛門内に挿入するのがポイントです!
注入軟膏なら、普通のチューブに入った「軟膏」と違って、注入する時に手が汚れることもなく、
「坐薬」と違って、挿入時の異物感も少ないので安心して使うことができます。
しつこく繰り返す痔には『内服薬』が効果的
いぼ痔(痔核)・切れ痔(裂肛)をどちらにしても、なかなか治らない痔には、舌下錠・錠剤・カプセル・顆粒剤などの内服薬がおすすめです。
様々なタイプがありますので、自分の服用しやすいタイプの内服薬を選ぶことが出来ます。
口から服用することで痔に効く有効成分が患部に行き届き、痔の根元を小さくするなど、身体の中から痔の症状を改善してくれます。
痔は生活習慣が大きく影響していた、特に便秘は天敵です。
その天敵である「便秘」を改善する成分が配合されているお薬もあります。
「軟膏」や「注入軟膏」のような外用薬に比べると痛みや出血などをすぐに抑えるなどの即効性はありませんが、ゆっくりと効果を実感することが出来ます!
ポイント②:痔の症状に作用する成分が配合されているかチェックしよう!
痔の種類・症状に合った薬を選びましょう!
と紹介しましたが、それに加えて配合されている成分が自分の痔の症状に本当に効果があるもであるかどうか?
パッケージに記載されている成分表などを確認してから選ぶのも重要なお薬選びのポイントです。
病院で診療して貰えば、医師に自分の症状に適した成分が入った薬を処方して貰えますが、
自分で選ぶ場合は、自分でしっかりと成分を見極めなければ効果がありません。
どの成分がどういった効果をもたらしてくれるのか?シッカリと確認してから購入しましょう!
肛門のかゆみには『抗ヒスタミン成分』配合されているものがオススメ!
まずは、『抗ヒスタミン成分』について。
- 塩酸ジフェンヒドラミン
- クロルフェニラミンマレイン酸塩など
これらの成分が、シッカリとかゆみを鎮めてくれます!
また、痔によって引き起こされる、皮膚のかぶれやかゆみ、ムズムズ感などの不快な症状を解消してくれます。
抗ヒスタミン成分のほかにも、メントール成分が配合されていると、清涼感があって、かゆみの緩和に効果的です。
ただし、注意点もあります。
前立腺肥大や緑内障などの疾患をお持ちの方は、抗ヒスタミンによる副作用の心配があります。
使用する前には、必ず医師・薬剤師等に相談するようにして下さい!
腫れや出血などの症状が強い時には、『ステロイド成分』配合がオススメ!
続いて、『ステロイド』について。
- ヒドロコルチゾン酢酸
- プレドニゾロン酢酸 など・・・
痛みが強い場合や出血が多い場合は、これらの『ステロイド』抗炎症成分入りのお薬がおすすめです。
『ステロイド』は、痔の炎症を抑える作用が比較的強力なため、即効性があり、強い症状にも作用します。
もし、症状が軽い場合であれば、『グリチルレチン酸』や『リドカイン』などが配合された、消炎成分が入った薬がおすすめです。
ただし、注意点もあります。
切れ痔の場合は、ステロイド成分入りの軟膏を塗ると、傷の治りが妨げられることもあります。切れ痔の出血では、比較的軽度の出血であると思いますので、出来るだけステロイド成分が入っていないものをおすすめします。
パッケージや説明書の指示通り使用すれば安全で、特に問題ありませんが、長期間使用を続けると皮膚が薄くなったり、赤くなるなどの副作用が出る可能性があります。
パッケージや説明書に記載された用法・用量を必ず守って使用しましょう!
出血を抑えたい場合は『止血成分』配合されているものがおすすめ!
続いて、『止血成分』についてです。
- 塩酸テトラヒドロゾリン
- dl-メチルエフェドリン塩酸塩
- 塩酸ナファゾリン など・・・
出血の症状を抑えたい場合はこれらの『止血成分』が配合されているお薬がおすすめです。
- 切れ痔のような、比較的軽度の出血の場合
- いぼ痔が大きくなって、出血が増えてきた場合
これらの症状にも『止血成分』が配合されている薬によって、血管収縮作用が働き、腫れなどによる充血や出血を抑えてくれる効果があります。
痛みや痒みがある場合は『局所麻酔成分』が配合されているものがおすすめ!
最後に、『局所麻酔成分』について。
- アミノ安息香酸エチル
- 塩酸ジブカイン
- リドカイン など・・・
痛みや痒みを抑えたい場合はこれらの、『局所麻酔成分』の配合されたお薬がおすすめです。
局所麻酔成分は、その名の通り薬を塗った患部の感覚を一時的に麻痺させることで、痛みや痒みを鎮めるといった効果があります。
特に患部の痛みが強い時には、塩酸ジブカインやリドカインが配合されたものがおすすめです。
『痔』に効くおすすめ市販薬を紹介します!
これまでに、さまざまなタイプがある痔のお薬について、おすすめの薬の種類と症状に効果がある薬の成分について紹介してきました。
前置きが長くなりましたが、実際どんな薬が販売されていて、
どれがおすすめなのか皆様気になっていると思います。
それでは早速ですが、
実際に市販されているおすすめの痔の薬を
- 『坐剤』
- 『軟膏』
- 『注入軟膏』
- 『内服薬』
これらの4つのタイプに分けてご紹介していきます!
※これから紹介する商品は必ずしもこれまでに紹介した効果や効能があることを保証したものではありませんので、実際のご購入の際は、ご自身で商品に記載されている説明を確認して下さい。
痔に効くおすすめの市販薬【坐剤】編
まずは、『坐剤』タイプの痔に効くおすすめの市販薬の紹介です!
プリザエース坐剤T (大正製薬)
- プリザエース坐剤Tは、つらい痛み・急な出血の痔に、痛みをおさえるリドカイン、出血をおさえる塩酸テトラヒドロゾリン、炎症をおさえるヒドロコルチゾン酢酸エステルなどの有効成分が作用し、すぐれた効果を発揮します。
- スーッとする心地良い使用感です。
止血成分 | 塩酸テトラヒドロゾリン | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
ボラギノールA坐剤 (武田コンシューマーヘルスケア)
- 4種の成分がはたらいて、痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
- プレドニゾロン酢酸エステルが出血、はれ、かゆみをおさえ、リドカインが痛み、かゆみをしずめます。
- アラントインが傷の治りをたすけ組織を修復するとともに、ビタミンE酢酸エステルが血液循環を改善し、痔の症状の緩和をたすけます。
- 効果の発現をよくするため、体温ですみやかに溶ける油脂性基剤を用いて患部に直接作用するよう製剤設計しています。
- 刺激が少なく挿入しやすい油脂性基剤が傷ついた患部を保護し、スムーズな排
便をたすけます。 - アルミシートに入った白色~わずかに黄みをおびた白色の坐剤です。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
Vザックエース坐剤 (中外医薬生産)
- 痔疾患は,静脈のうっ血が原因となって,炎症,痛み,かゆみ,出血を引き起こし,さらに肛門部の抵抗力が低下すると,腸内細菌や化膿菌等の感染によって症状が悪化して,複雑な痔となってしまいます。
- このような痔疾患の治療には,まず局所の炎症を鎮め,痛みや出血の原因を早めに正しい方法で取り去ることが大切です。
- Vザックエース坐剤は,痔に効果のある薬剤を肛門内のどの患部へも的確に届けることができるので,激しい痔の痛み・かゆみ・出血等の諸症状にも,より確実に,優れた効果をあらわします。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩 | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
痔に効くおすすめの市販薬【軟膏】編
続いて、『軟膏』タイプの痔に効くおすすめの市販薬の紹介です!
プリザエース軟膏 (大正製薬)
- プリザエース軟膏は、つらい痛み・急な出血の痔に、痛みをおさえるリドカイン、出血をおさえる塩酸テトラヒドロゾリン、炎症をおさえるヒドロコルチゾン酢酸エステルなどの有効成分が作用し、すぐれた効果を発揮します。
- スーッとする心地良い使用感です。
止血成分 | 塩酸テトラヒドロゾリン | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | クロルフェニラミンマレイン酸塩 | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
オシリア (小林製薬)
- きれ痔等によるかゆみ・はれ・痛みのための軟膏です
- ヒドロコルチゾン酢酸エステルがトラブルの原因である炎症を抑え、肛門のかゆみ・はれを鎮めます
- リドカイン及びジフェンヒドラミン塩酸塩が、肛門のしつこいかゆみを素早く抑えます
- べたつきの少ない使用感です
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ジフェンヒドラミン塩酸塩 | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
ボラギノールA軟膏 (武田コンシューマーヘルスケア)
- 4種の成分がはたらいて、痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
- プレドニゾロン酢酸エステルが出血、はれ、かゆみをおさえ、リドカインが痛み、かゆみをしずめます。
- アラントインが傷の治りをたすけ組織を修復するとともに、ビタミンE酢酸エステルが血液循環を改善し、痔の症状の緩和をたすけます。
- 使いやすさを考え、なめらかですべりのよい油脂性基剤を使用しています。
- 刺激が少なく、油脂性基剤が傷ついた患部を保護します。
- 白色~わずかに黄みをおびた白色の軟膏です。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | プレドニゾロン酢酸エステル |
痔に効くおすすめの市販薬【注入軟膏】編
続いて、『注入軟膏』タイプの痔に効くおすすめの市販薬の紹介です!
ヂナンコーハイAX (ムネ製薬)
- 効きめが速い :軟膏状の薬剤が直接患部にとどき、効きめが速くあらわれます。
- 2通りの使い方:患部が肛門内部(内痔)の場合は注入、患部が肛門外部(外痔)の場合は塗布してください。
- 衛生的 :注入部が細く、スムーズに手を汚さずに自分で注入できます。
- 抗炎症作用の顕著なヒドロコルチゾン酢酸エステルを始め、有効成分を軟膏状にして、使いやすい注入式容器に入れた痔疾用薬です。
- [痛み・かゆみ]局所麻酔作用のあるリドカインで痛み・かゆみを鎮めます。
- [はれ・出血 ]ヒドロコルチゾン酢酸エステルと酸化亜鉛で、出血を止め、はれを抑え、患部を保護します。
- ご使用の前に入浴又はぬるま湯を用い、ガーゼなどで患部をきれいにしますと、一層効果的です。
- 排便時の痛みが激しい時は、1時間ほど前に注入しておきますと、排便時の痛みをやわらげ、便の通りをよくします。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
ボラギノールA注入軟膏 (武田コンシューマーヘルスケア)
- 4種の成分がはたらいて、痔による痛み・出血・はれ・かゆみにすぐれた効果を発揮します。
- プレドニゾロン酢酸エステルが出血、はれ、かゆみをおさえ、リドカインが痛み、かゆみをしずめます。
- アラントインが傷の治りをたすけ組織を修復するとともに、ビタミンE酢酸エステルが血液循環を改善し、痔の症状の緩和をたすけます。
- 肛門内部・外部の痔に使用できる携帯に便利な痔疾用薬です。
- 患部や薬剤に直接手を触れず衛生的に注入できます。
- 刺激が少なく、なめらかですべりのよい油脂性基剤が傷ついた患部を保護します。
- 患部を傷つけないように、容器先端(ノズル)を丸くしています。
- 白色~わずかに黄みをおびた白色の軟膏です。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | プレドニゾロン酢酸エステル |
プリザエース注入軟膏T (大正製薬)
- プリザエース注入軟膏Tは、つらい痛み・急な出血の痔に、痛みをおさえるリドカイン、出血をおさえる塩酸テトラヒドロゾリン、炎症をおさえるヒドロコルチゾン酢酸エステルなどの有効成分が作用し、すぐれた効果を発揮します。
- 肛門内側(肛門奥)の痔には注入、肛門外側の痔には塗布と、2通りの使用方法が選べます。
- 患部や薬剤に直接手を触れず、衛生的に注入できます。
- スーッとする心地良い使用感です。
止血成分 | 塩酸テトラヒドロゾリン | 局所麻酔成分 | リドカイン |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ヒドロコルチゾン酢酸エステル |
痔に効くおすすめの市販薬【内服薬】編
続いて、『内服薬』タイプの痔に効くおすすめの市販薬の紹介です!
レンシン(蓮神)(レンシン製薬)
- 本剤は生薬のみを配合した痔の内服薬です。
- 痔疾の原因となる肛門周囲の血液循環障害を改善するとともに患部の炎症をおさえて痛み,出血,はれ,かゆみなどの諸症状を改善します。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | ー |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ー |
ヘモリンド (小林製薬)
- 舌の下で溶かして服用する、舌下錠タイプのいぼ痔用薬です(飲み込まない)
- 有効成分が、吸収性の高い舌の裏の粘膜から吸収され、血液にのって、いぼ痔の内
側に直接届きます - いぼ痔の原因であるいぼ内部の根(うっ血)を小さくしていきます
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | ー |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ー |
内服ボラギノールEP (武田コンシューマーヘルスケア)
- ボタンピエキスなど3種の生薬エキスとビタミンE酢酸エステルを配合した痔疾用内服薬です。
- 痔核(いぼ痔)、きれ痔の原因となる直腸肛門部の血液循環障害を改善するとともに、炎症をおさえ、痔核(いぼ痔)、きれ痔による痛み・出血・はれ・かゆみなどの症状を改善します。
- のみやすく溶けやすいうすい灰黄色~うすい灰かっ色の顆粒剤です。
- 携帯に便利な分包です。
- 1日2回の服用です。
止血成分 | ー | 局所麻酔成分 | ー |
---|---|---|---|
抗ヒスタミン成分 | ー | ステロイド成分 | ー |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、切れ痔・いぼ痔に効くおすすめの市販薬について、
- 薬の選び方のポイント
- 痔の症状に効果がある成分
を紹介し、4つのお薬のタイプに分けて紹介しました!
肛門の悩み(痛み・痒み)はなかな人に相談出来ず、病院に行くのも躊躇する人が多いと思います。
ました、初めての『痔』のお薬を購入する場合、どんな薬を購入すれば分からないも人も多いかもしれません。
そんな方に向けて、
本記事を参考にしていただき自分に合ったお薬を選んで貰えたら幸いです。
過去に私も痔の症状に悩んだこともあり、記事にまとめていますので参考にしてみて下さい。
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